
札幌市で毎月参加して参りました、土屋ホーム創業者会長である、土屋公三氏による人間社長塾。参加し続けた結果、小岩良は何者なのかを再定義し、事業を再構築する結果に至りました。
そのキーワードは、この3点。
普段、経営者を支援する際に活用している、
事業を整理するフレームを用いて、自社の事業を整理・再構築致しました。
1.前提の共有
人間社長塾を受講している間、常に私は悩んでいました…
- 研修・育成という事業は、やれることなのか、やりたいことなのか
- 本当に実現したい未来像・世界観は、どのようなものなのか
- 本当にこの人生で、後悔がないのか?
人間社長塾を終えた私は…
- 事業の全体像を整理し、再構築することができた
- 心から実現したい事業が明確化した
- 事業に共感や賛同してくれる、協力者が増えた
2.事業の全体像を整理する
事業の全体像を整理するには、経営理念以外の情報を整理することが重要です。
私が、経営者や顧客の思考を整理するための、フレームを活用して整理します。

経営理念は、大切な価値観・判断基準であるため、ここでは「①何を大事に」に当たります。
経営理念に加えて、何を大切に生きているか、本当はどうありたいかなどの情報を書き加えていきます。

経営理念、大切な価値観・判断基準が生まれるには、その理由や経験が間違いなくあるはず。
その価値観が生まれた挫折体験・失敗体験や、忘れられない喜び・壁を乗り越えた体験・成功体験などに目を向けます。その結果「何を実現したいのか」「本当はどんなことに取り組みたいのか」といった、心から溢れる想いが整理されてきます。
また、思いだけでは事業は成り立ちません。顧客の期待、顧客が感じている価値は何かを明らかにする必要があるでしょう。顧客の声を丁寧に拾いながら、自社・自身の価値を整理・言語化する必要があります。

自身の想いと、顧客の期待をマッチさせると、顧客と自分が共に喜ぶことと言えます。Win-Winを実現するために、どのような手段(事業)が必要か、またどのようなリスクが考えられるかを整理します。
そのためには、「③どこに向かっていくのか(方向性:理想像・ビジョン)」、そのビジョン実現に向けて「②どのような価値を誰に届けていくのか」を整理することが欠かせません。ここを整理することで、実現するために欠かせない手段「事業(商品・サービス)」が明確に浮かび上がってくるはずです。
その事業は、どのように提供されるのかを具体化しながら、再度全体感を整理していきます。ここでは、社員の育成という「企業研修」は一つのサービスであること。他の手段が検討できるのではないかという点が明確化しています。今期は、この方向性を持ち、顧客と共に新たな価値を創造するための「実験」「プロトタイプ」を様々作っていけたらと考えています。

3.まとめとして
ここで整理した内容を基に、弊社は「課題解決専門会社である」ということを定義。また、商品・サービスの企画開発に直接手を加えるのではなく、商品・サービスを手掛ける方々の変革・行動促進を支援しながら、「結果的に、新商品・新サービスが生まれ続ける」という体制を構築するに至りました。
どのようなビジョンに進化したかを、弊社会社案内のページよりご確認ください。
土屋ホーム創業者である土屋会長、土屋ホームスキー部葛西さん、お世話になりました。


よい会社株式会社とは
よい会社は「課題解決専門会社」です。誰もが可能性と能力を発揮しあえる社会の実現を目指しています。
プロジェクト・コーチング・企業研修などの手段を通じて、企業の「よりよい未来」実現をご支援します。