ビジネスの悩み

ビジネスの悩み:相談する技術

お客様よりご相談いただき、「相談する技術」をここでお伝えします。
後日、メルマガ・動画で詳細版をまとめます。

無料動画セミナー・無料メールマガジンに申し込む

相談がうまく機能しないとき

上司・先輩、あるいは中堅社員・マネジメントの立場で、部下の相談に対応することがあるはずです。しかしながら、相談内容がわからない、どうしてほしいのか理解できない、聞き取りに10~15分使わざるを得ないなど、悩みが絶えないポイントです。

  • 目的・背景・前提条件などが不明確、主語がなく内容が見えないなど、上司・部下と共通認識が取れていない
  • 一度に複数の内容を相談してしまい、どちらの内容を話しているのか認識が合わずに、お互い混乱してしまう
  • 相談内容を整理しないまま相談しており、何を相談したいのか、相談を終えた際にどうなっていたいのか、不明確な状態である

これらは、あくまでも一例です。
ご自身の日常業務、あるいはこれまでの過去、プライベートはいかがでしょうか。
もし思い当たる点があれば、以降の解決策を基に「相談」を機能させていきましょう。

相談の定義

そもそも、相談とは何でしょうか?どのような時に行うものでしょうか?
辞書では「どうするかを決めるために話し合うこと」「他人の意見を聞いたりすること」といったことが中心に書かれていますが、個人的には納得感に欠ける印象です。

私は、このように定義しています。

相談の定義

相談:業務や作業に関して、一人で解決できない際に、上司や先輩を交えて解決すること

一人で解決できる場合は相談不要である。上司が部下・後輩の、業務や作業上の諸問題を解決する・障害を取り除く時間が相談である。という言い方もできます。業務を円滑に進めるために、欠かせないものだということが、この定義で明確化できると考えます。

では、具体的に相談を機能させるポイントがどのようなものかを、以下に記載します。

相談する技術

Point1:相談の目的を明らかにする

どの種類の相談をしたいのか自身が理解できていない場合が多々あります。そもそも、自身が相談する目的を理解していなければ、上司・先輩に伝えることは難しいでしょう。
一般的に、相談は5つに分類されると考えます。自身が相談する内容が、どれに当たるのかを明確にしておきましょう。

  • 不明点や確認したい点があり、明らかにしたい場合
  • 方向性・進め方などに迷いがあり、アドバイスが欲しい場合
  • 自分では判断することができないことがあり、判断・決断を仰ぐ場合
  • 業務をより良くする取り組みなどを、提案・進言する場合
  • 自身が取り組むことに関して、協力や支援を求める場合

Point2:相談内容を整理する

話す内容を整理することなく、思いついた順番で話している場面を良く見かけます。整理されていないために、必要な情報が語られない、不必要な情報が語られることで、上司・先輩の理解を妨げているように見受けられます。上司先輩を混乱させず、スムーズに伝わるように、予め話の内容を整理しておきましょう。

  • 現状:どんな状況なのか。何に困っているのか。
  • 解決の状態:その状況が解決した状態・理想の状態は、どのようなものか。
  • 最終的に(アドバイス・協力など)どうしてほしいのか。

Point3:『目的・現状・解決した状態・目的』の順に伝える

目的・どうしてほしいのかを明確にして話に入り、目的・どうしてほしいのかを明確にして話を終えることで、お互いの認識がずれにくくなります。また、現状を話した後で、解決の状態を伝えることで、上司・先輩は『ビフォー・アフター』がイメージしやすくなります。

話が伝わらない方は、話を整理せずに『ぶっつけ本番』で話す場合がほとんどです。短い限られた時間を使い、整理・準備したうえで、相談することを大切にしましょう。

  • 目的:B社提案資料に関して、アドバイスをいただきいたいです
  • 現状:進捗8割程度なのですが、B社判断基準の『費用対効果』の納得度が低く見えてしまい悩んでいます
  • 解決の状態:明後日までに、B社から見て納得感ある『費用対効果』ページが作れたらプレゼンもうまくいきそうです
  • B社を長く経験したAさんから、提案資料『費用対効果』ページをアドバイスいただきたいです。

参考情報

報告・連絡・相談

部下に報告を促す、上司としての関わり方 3 選

部下の相談を機能させる関わり方3選

業務が円滑に捗る仕事の任せ方3選

まとめ

これらは、あくまでも一例です。
相手に伝わりやすいように相談する、短い時間で共通認識を取るには、正解・不正解はありません。ビジネス成果を高めるために、自身が仕事を円滑に進めるために、工夫し続けていただけたら嬉しいです。

無料動画セミナー・無料メールマガジンに申し込む

よい会社株式会社とは

よい会社は「課題解決専門会社」です。誰もが可能性と能力を発揮しあえる社会の実現を目指しています。
プロジェクト・コーチング・企業研修などの手段を通じて、企業の「よりよい未来」実現をご支援します。

企業研修・組織コーチング・長期プロジェクトを通じて
貴社・顧客・市場・社会の「より良い未来」を創り上げる

これが弊社の事業目的です

企業・団体向けサービス

貴社・顧客・市場をよりよくする手段を提供しています

企業・団体向け
研修・プロジェクト

スキル学習と体験ワークで、思考・行動が変わることでビジネス成果を目指します。

営業分野、マネジメント分野、課題解決を中心としたスキルを習得し、日常業務の成果を高めるための研修です。ビジネスの原理原則を体験型ワーク・グループディスカッションで学習し、参画メンバーのスキル習得・社員成長、更には業務成果の拡大を実現します。

商工会議所・法人会
団体向けセミナー

経営者に向けた、現状抱える課題の解決策・解決に向けた事例提供を行います。

昨今の課題である原価高騰に伴う利益額向上や、営業力・課題解決力・リーダーシップなど、企業価値・企業の売上利益を最大化させる『根本・本質・ボトルネック』を、最短ルートで解決に近づけるポイントを中心に、社内展開できる内容を扱います。

企業・団体向け
コーチング

認識共有・解決策模索など、組織単位の行動が変わることで目標達成を目指します。

組織・メンバーの「目標・理想像の実現」「困りごとの解決」を支援するサービスです。対話によって自発的行動を促し、目標達成・課題解決を継続的に支援するプロセスを、是非ご体感ください。無料体験より、お気軽にお申込みください。

企業・団体向け
実働支援

スピード感をもって事業を推し進めるために、重要な業務を受け持ちます。

経営者・管理職層が、経営・事業に専念できるように、業務負担をあらゆる角度から軽減します。経営に注力するために、重要度の高い中長期的戦略、管理職や社員の支援などを含めて、経営層のパートナーとして実業務を推し進めます。

個人向けサービス

社会で活躍する個人に向けた手段を提供しています

公開セミナー

スキル学習と体験ワークで、思考・行動が変わることでビジネス成果を目指します。

目標達成、課題解決、営業やマネジメントなど、成果を発揮したい経営者・個人事業主・学生やアスリートを対象に実施。考え方や判断基準・進むべきビジョン・目的・目標、実現に向けた行動といった「学校や会社では教わらない」原理原則を扱います。

個人コーチング

個人成果を発揮し続けたい方向けの、理想の未来を実現するためのコーチングです。

個人の「目標・理想像の実現」「困りごとの解決」を支援するサービスです。対話によって自発的行動を促し、目標達成・課題解決を継続的に支援するプロセスを、是非ご体感ください。無料体験をご用意していますので、お気軽にお申込みください。

コミュニケーションカード

目に見えないコミュニケーションを、可視化して共有できる学習ツールです。

自分らしさを知る、自分と他人の違いを知る、これらをコミュニケーションに活用することで、自分らしさの発揮を目指します。将来的に有料サービスが提供できるような、ステップアップの機会を設けています。一緒に学習しましょう。

-ビジネスの悩み